皆さんはこれまで、どんなモニターを使ったことがありますか?
ASUSからは様々なモニターが販売されていますが、2023年5月に新しいモニターが発売されました。
それがMB249Cというモニターで、23.8インチの大きさであるにも関わらず、2.8kgの軽量設計で作られていて、持ち運びもしやすいモニターとして売り出されています。
そのMB249Cを紹介していますので、ぜひ、最後までご覧ください。
ASUSとは
ASUS(エイスース)は台湾に本社を置く、PC周辺機器などで有名なメーカーで、モニターなどが人気な商品となっています。
ゲーミング製品を開発するブランドも立ち上げていて、ROGといったゲーミングブランドが有名です。
キックスタンド採用のモニターMB249Cの特徴
MB249Cの大まかな特徴を箇条書きでまとめると下記のようになります。
- 23.8インチのフルHD・IPSパネル・ノングレア
- 2.8kgで持ち運びやすい
- キックスタンドで自立
- C型クランプアームが付属
- パーテーションに引っ掛けられるフック付き
- USB-C・HDMIポート、イヤホンジャック搭載
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23.8インチのフルHD・IPSパネル・ノングレア
MB249Cの大きさは23.8インチで、よく使われている24インチのモニターなどと、同じぐらいの大きさとなっています。資料作成だけでなく、ゲームなどでも問題なく使うことができる大きさだと思います。
解像度は1,920×1,080のフルHDで、パネルの種類は発色が良くて綺麗と言われるIPSパネルとなっています。超高画質ではありませんが、一般的な画質でよければこの性能で十分です。
さらに、ノングレア(非光沢)になっているので、部屋の照明や窓から入ってくる太陽光を反射しにくいつくりになっています。
応答速度は5msで早くはない
一つ残念なポイントとして、応答速度が5msであるところがあります。最新のゲーミングモニターだと、応答速度が1msであったりするので、5msだと遅いと思ってしまいます。
デスクワークなどでは何の問題もないと思いますが、ゲーム用で少しでも応答速度が速いものがいいなら他のものを探したほうがいいかもしれません。
メニューボタンで様々な設定やモード切替ができる
明るさやモード変更など様々な設定をするためのメニューボタンもあります。操作もそれほど難しくなく簡単に扱えると思います。
PCやゲーム内での明るさ調整をするのもいいですが、モニター側で明るさ調整をするという選択肢もあります。
ゲーム内では設定できないコントラストや彩度なども設定できるので、画面の色合いなどにこだわりがある人でも安心して使えます。
搭載されているモードを紹介
このモニターに搭載されていてメニューで選択できるモードを紹介しておきます。MB249Cには下記のモードを搭載されています。
- デフォルトのモードの標準モード
- 写真や画像を綺麗に映してくれるsRGBモード
- 風景写真が綺麗に見えるシーンモード
- 映画・動画鑑賞におすすめなシアターモード
- ゲームをするときに最適なゲームモード
- 画面が暗めなゲームなどに合う夜景モード
- 暗めな部屋で使うときに便利な暗室モード
モード変更をすると明るさや色合いなどが既定の値に変わります。自分の環境に合った設定を自分で探せる人であれば使わない機能で、反対に自分で細かい設定をするのが苦手な人には便利な機能だと思います。
ブルーライトフィルターなどの機能も搭載
さらにブルーライトフィルターなどの機能も搭載されています。ブルーライトフィルターを使うことで、画面は少し暗くなってしまいますが、目の疲労軽減といった効果が見込めます。
長時間モニターを見続ける場合や眼精疲労になった経験がある人はこの機能を使ったほうがいいかもしれません。
好みの設定を保存することもできる
設定を変更したいけど、頑張って設定した今の明るさや色合いなどを忘れてしまう可能性があって、変更するのをためらってしまうときに便利な保存機能もあります。
設定を最大で4つまで保存することができて、保存した設定は簡単に読み込むことができます。保存しておけば、好みの設定をメモしておいたりする必要もないので安心して設定を変更できます。
画面が映らない場合はケーブルの選択を確認
設定の中にHDMIとUSB-Cポートのどちらから映像を入力するのかを設定するところがあります。選んでいる方のポートからしか映像の入力ができません。
デバイスを接続しても映像入力がされないときは、この設定をチェックしてみてください。
2.8kgで持ち運びやすい
重さが2.8kgでかなり軽量化されているように思います。キックスタンドを持ち手にできるので、家やオフィスの中で別な部屋で使いたいと思ったときに、楽に移動できます。
大きさが23.8インチなので、カバンに入れて持ち歩いたりするには向いていませんが、外泊をするときに車に積んで持って行ったりするのはいいかもしれませんね。
PCだけでなく、NitendoSwitchとの相性もいいと思います。
キックスタンドで自立
このモニターのスタンドは一般的なモニターと同じものではなく、キックスタンドが採用されています。一般的な直立しているモニターのスタンドとは違って自由に角度を調整できるスタンドです。
このキックスタンドにより、画面の角度を12°~60°の範囲内で、椅子の高さや光の反射などに合わせて、自由に調整できます。
ただし、スタンドの幅が通常のモニターよりも広いので、必要なスペースが大きくなるデメリットがあるように思います。
C型クランプアームが付属
このモニターにはアームが付属しているという珍しいポイントがあります。付属してくるので、別でアームを買う必要がありません。
机の端を挟むことでアームを固定することができ、通常のスタンドのようにスペースを取らないというメリットがあります。モニターの下に飲み物置いたりなど、有効活用できるスペースを増やすことができます。
伸縮もできて最大で144mmまで伸ばすことができます。また、モニターを回転させることもでき、最大で90°回すことができます。
パーテーションに引っ掛けられるフック付き
オフィスで使いやすくなりそうな機能として、パーテーションにフックをかけて、そこにモニター本体を取り付けることができます。
パーテーションがあるのは主にオフィスになるので、オフィスに省スペースでモニターを置きたい人におすすめです。
パーテーションがない場所では使えない機能なので、自宅で使うことがなさそうなのが残念ではあります。
USB-C・HDMIポート、イヤホンジャック搭載
側面にはUSB-C・HDMIポート、イヤホンジャックがあります。
USB-Cポートは電源供給と映像入力のどちらにも対応していて、ケーブル一本でモニターとして機能を果たせるようになっています。通常であれば電源用ケーブルとHDMIケーブルの2本が必要ですが、USB-Cケーブル1本で済むのでデスクの上を整理しやすくなります。
HDMIも使えるので、USB-Cケーブルでの映像出力に対応していないデバイスをつなぐときでも、問題なく使うことができます。
内蔵スピーカーを2つ搭載
スピーカーも搭載されていて、イヤホンを使わなくても音をしっかり聴くことができます。
誰かと一緒に映画を見たり、ゲームをしたりするときはこのスピーカーを使うといいと思います。
気になる価格は?
そして問題の価格ですが、ASUSの公式ストアでの価格は、税込みで56,520円となっています。
この価格を少し高いように思います。この価格になっている理由としては、軽量化がされていることやクランプアームが付属しているからだと思います。
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