当ブログでは、4000Hzのポーリングレートを出せるゲーミングマウスをいくつか取り上げていますが、今回は、2023年10月20日に発売されたPulsarの「X2V2 Mini」についてまとめています。通常では、ポーリングレートは1000Hzですが、別売りのドングルを使うと、4000Hzまで出せるようになる高性能なゲーミングマウスです。
形はシンプルでカーブが少なめ
形はとてもシンプルで、カーブが少ない印象です。他メーカーのゲーミングマウスにはなりますが、Logicoolの「G PRO」に似ていると思います。「G PRO」もとても人気ですので、「X2V2 Mini」も扱いやすいと思います。大きさは115.6mm×60.6mm×36.7mmになっています。
ちなみに通常サイズの「X2V2」の大きさは、120mm×63mm×38mmになっています。大きめの方が良い方は「X2V2」を購入しましょう。
重さは51gでかなり軽い
「X2V2 Mini」の重さは、51gになっています。50g台のゲーミングマウスは、まだまだ珍しいです。軽いゲーミングマウスを試してみたい方におすすめです。手を置く部分のシェルに、穴は開いていないので、多孔シェルタイプの軽量ゲーミングマウスが好きではない方にもおすすめです。
ボタンのスイッチは耐久性が高いオプティカルスイッチ
メインのボタンのスイッチは、摩耗が無くて耐久性が高いオプティカルスイッチが採用されています。物理的に接点が必要なスイッチとは違い、より長期間使えるようになっています。また、わずかではありますが、反応速度も速くなります。なお、ホイールとサイドボタンについては、メカニカルスイッチになっています。
サイドボタンは左側に2個
サイドボタンは、左側に2個付いています。丸みを帯びた形をしていて、これも「G PRO」のサイドボタンと似ています。設定を変更するために必要なソフトウェアは、Pulsarのサイトからダウンロードできます。
本体カラーは黒と白の2色
本体カラーは、黒と白の2色が発売されています。定番の2色ですので、好みの方を選びましょう。黒なら全体が真っ黒で、白ならホイールの部分のみが黒になります。
2.4GHzワイヤレスと有線で接続可能
PCとの接続は、2.4GHzワイヤレスと有線で出来るようになっています。バッテリーは、消費電力を小さくすれば、最長で100時間連続で使うことができます。2.4GHzワイヤレスの通常のポーリングレートは1000Hzになります。
別売りのドングルを使えばポーリングレートは4000Hz
「X2V2 Mini」は、付属品のドングルを使っている場合は、ポーリングレートが1000Hzまでしか出ませんが、別売りの「Pulsar 4K Dongle」という4000Hzのポーリングレートに対応したドングルを使うことで、4000Hzまで引き上げることができます。ポーリングレートが高くなると、入力遅延が0.25msになり、従来の1000Hzのマウスよりも遅延を減らすことができます。このドングルの価格は、それほど高くなく、3000円ほどで購入できるので、興味がある方は試してみてください。
価格は14,000円ほど
「X2V2 Mini」の価格は、14,000円ほどになっています。ポーリングレートを4000Hzにするためのドングルを購入したとするなら、17,000円ほどになります。以前、紹介した「Sora 4K」というゲーミングマウスも18,000円ほどなので、他の4000Hzを出せるゲーミングマウスとそれほど差はない価格だと思います。
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