2023年5月24日からAmazonで販売されるPowerAのワイヤレスコントローラー「MOGA XP-ULTRA」の特徴をまとめています。
グリップ部分を取り付けたり外したりできる珍しいコントローラーです!グリップには背面ボタンがついているのでFPSなどにもおすすめです!
PowerAとは
PowerAとは、ゲーミング製品のメーカーで、Xboxゲームコントローラーなどの周辺機器を取り扱っています。
特に有名なのが、”Enhanced Wired Controller for Xbox One”や “Spectra Enhanced Wired Controller for Xbox Series X|S” といった有線コントローラ。
MOGA XP-ULTRAの特徴
MOGA XP-ULTRAはグリップ部分を取り外しできるという大きな特徴を持ったワイヤレスコントローラーです。そのMOGA XP-ULTRAの特徴をもっと詳しくまとめていきます。
接続できるデバイスはXbox・Windows・Android
はじめにどのデバイスで使えるのかを説明しておきます。
接続できるデバイス(プラットフォーム)は、Xbox、Windows、Androidの3つになります。
Xboxの公式ライセンスも取得しているので、本体にもXboxのロゴがあります。
Windowsは10だけでなく、最新のWindows11にも対応しています。AndroidについてはAndroid OS 6以降の対応となっていますが、よほど古いAndroidデバイスを使っていない限りは気にしなくても問題なく使えると思います。
接続方法はUSB-CケーブルとBluetooth
接続方法はワイヤレスで使う場合はBluetooth接続になります。2.4GHz接続ではないので、超低遅延なコントローラーと比べると、遅延は大きいと思います。
遅延が少ないワイヤレスコントローラーが欲しいのであれば、Razerの「WOLVERINE V2 PRO」なんかもチェックしてみるといいと思います。
そして、PCとXboxにはUSB-Cケーブルを使った有線接続もできます。遅延やバッテリー切れが気になる場合は、有線で使うのもいいと思います。
なお、説明書にはAndroidデバイスに対しては、有線接続ができないと書かれていたので、AndroidデバイスにはBluetooth接続しかできないようです。
ワイヤレスモード(Bluetooth)で接続する方法
Bluetoothで接続するときはPCやXboxなどとのペアリングをしなければなりませんが、そのペアリングは簡単にできます。
手順としては最初にXboxボタンを押してMOGA XP-ULTRAの電源を入れます。電源を入れたらMOGA XP-ULTRAの上部にあるペアリングボタンを2秒ほど長押しして、ペアリングモードを起動します。
Xboxに接続するのであればペアリングモードにした後は自動でつながります。PCの場合はPC側でMOGA XP-ULTRAを接続デバイスに選択すれば接続できます。
Xboxの場合はUSBケーブルで接続するだけでもペアリングができるので、ケーブルを抜いた後はBluetoothでの接続ができるようになっています。
グリップとスマホ用クリップで4つのスタイル
本体と握りやすくするグリップとコントローラーの上にAndroidスマホを取り付けるためのモバイルゲーミングクリップが付属品であるようです。
それをつけたり外したりすることで、このコントローラーは4つのスタイルに変化します。
- MINI-PAD(グリップなし、クリップなし)
- MINI-PAD+CLIP(グリップなし)
- FULL-SIZE CONTROLLER(クリップなし)
- FULL-SIZE CONTROLLER+CLIP
このように4つのスタイルがあります。場面に合わせて自分好みのスタイルを使えるのが、このコントローラーのメリットの1つになります。
グリップには2つの背面ボタンを搭載
グリップにはアドバンスドゲーミングボタンと名付けられた背面ボタンが2つ付いています。手の大きさによって変わると思いますが、握った時に中指が来るあたりにボタンがついています。
自由にボタンを割り当てるマッピングもできるので、ジャンプなどを割り当てることで操作が複雑なFPSなどのゲームでプレイがしやすくなります。
背面ボタンへの割り当て方法
この背面ボタンにはMOGA XP-ULTRA本体のみで各種ボタンの割り当てができるようになっています。そのやり方をここで紹介しておきます。
最初にMOGA XP-ULTRAの背面にあるプログラムボタンを3秒間ほど長押しします。するとボタン割り当てができるアサインモードになります。
そのあとはA,B,X,Y,RB,LB,RT,LT,左右のスティック,十字キーの中から背面ボタンに割り当てたいボタンを押し、割り当て先の背面ボタンを押せば割り当てが完了します。
また、プログラムボタンを長押ししてアサインモードにした後、背面ボタンを5秒間ほど長押しすると割り当てをリセットすることができます。
便利なXboxで使える各種ボタンを搭載
Xboxで使える世に作られているだけあって、通常のボタン以外にも便利なボタンが搭載されています。
具体的に紹介するとメニューボタン、ビューボタン、XBOXボタン、シェアボタンがあります。
3.5mmオーディオジャックを搭載
3.5mmのオーディオジャックも搭載されているので、有線のイヤホンやヘッドセットを接続して、ゲーム音を聞くことができます。
XboxやPCから距離があってもケーブルの長さが足りないというトラブルも回避できます。
バッテリーは最大で40時間使える
2000mAhのバッテリーを搭載していて、Bluetooth接続で使っているときは最大で40時間連続して使うことができます。1日以上持つので、外出先でスマホゲームをプレイするときでも使いやすいです。
バッテリー残量を確認するためのボタンとインジケーターが搭載されていて、充電中は25%,50%,75%,100%の4段階で残量を確認できます。
どこで買える?(購入ページのリンクあり)
この記事を作成した2023年5月20日時点では、公式的にはAmazonでの販売のみなので、注意してください。
時期によって前後する可能性はありますが、約2万円で購入できるようです。
まとめ
以上でMOGA XP-ULTRAの紹介を終わります。
XboxやPCで使う背面ボタン付きのコントローラーを探している人やスマホゲームをする際に操作がしづらい、画面が見づらいという人におすすめです。
低遅延を売りにしているコントローラーよりは遅延が大きいと思われるので、注意してください。
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