この記事では高リフレッシュレートに対応しているゲーミングモニターが欲しい人向けに、XL2540Kを紹介しています。
価格は少し高く感じるかもしれませんが、BenQという人気メーカーが販売していて、信頼性も高い製品になります。
XL2540Kの外観について
スタンドは四角いタイプ
スタンド部分は四角形に近い形になっていて、接地面が大きいので安定感があります。少し傾斜がついていますが、小物であれば上に置いても問題ないと思います。
高さ調整、上下左右の角度調整が可能
上下の角度調整ができるモニターは多いですが、XL2540Kは高さ調整と上下左右の角度調整ができます。
高さは初期位置から最大で155mm高くすることができます。角度は上下が-5~23°範囲で、左右が45°ずつの調整が可能となっています。
デスクやイスの高さに合わせて、高さと角度の調整をすることで、モニターが見やすい環境を作ることができます。
左右の角度調整を活用すれば、キーボードを斜め置きしたい場合にもピッタリなスタンドの向きで、モニターを設置することができます。
HDMIなどの入出力端子について
入出力端子はモニターの背面に搭載されています。HDMI2.0が3つ、DisplayPortが1つ、オーディオジャックが1つ搭載されています。
HDMIが複数あることでPCやPS5、Switchなどの複数のデバイス、ゲーム機を接続しておいて、それぞれを使いたいときに切り替えるという便利な使い方ができます。
XL2540Kの性能について
ディスプレイは24.5インチのフルHD
画面の大きさは24.5インチになっていて、ゲーミングモニターの標準的な大きさになっています。
大きい画面でゲームをしていると、目を動かす距離が長くなるので、反応が遅れたり目が疲れやすくなるなどのデメリットがあると言われているので、24インチや27インチぐらいの大きさのゲーミングモニターが一般的になっています。
解像度はフルHDで、こちらも標準的な解像度です。4Kなどの高解像度のモニターが欲しい人には向いていませんが、解像度よりもリフレッシュレートなどを優先したい人におすすめです。
最大リフレッシュレートは240Hzと高め
このモニターは最大リフレッシュレートが240Hzであるところが大きな特徴です。
リフレッシュレートは、その数値が高ければ高いほど、映像が滑らかになって綺麗に見えるようになります。パラパラ漫画のページ数が増えるようなイメージをするといいかもしれません。
入力端子はHDMIとDisplayPortがありますが、どちらも240Hzに対応しているので、DisplayPortが搭載されていないPCでも240Hz出力が可能です。
ティアリングを防ぐ可変リフレッシュレートもしっかり搭載
可変リフレッシュレート機能もしっかり搭載されていて、有効にしておけばティアリングを防いでくれるので、ストレスを減らしてゲームに集中することができます。
可変リフレッシュレートを有効にするには、可変リフレッシュレートの設定を標準または拡張に設定する必要があります。
どちらでも可変リフレッシュレートを使うことはできますが、拡張の方がより高いリフレッシュレートに対応してくれます。
単純なオン/オフだけではないので、人によりますが、購入した後は自分で設定を変更する必要があります。
モーションブラーを抑える機能もある
モーションブラーを抑えるMotion Blur Reductionという機能が搭載されています。
モーションブラーというのはFPSで視点を動かしたときなどに起こる映像のぼけやブレのことです。モーションブラーが起こると視認性が落ちるなどのデメリットがあります。
この機能をオンにすると、そのモーションブラーを最小限にしてくれます。ただし、可変リフレッシュレートとは同時に使えなかったり、オンにしているときは輝度(明るさ)が落ちるなどの注意点もあります。
応答速度は4段階で変更できる
応答速度はOFF,Normal,Fast,Fasterの4段階で変更することができるようになっています。
Fasterにした場合が最も早く、オフにした場合は通常の応答速度になります。FPSなどのゲームをプレイするときは、FastかFasterあたりに設定するのがいいと思います。
OSDジョイスティックで設定が簡単
本体の設定を変更するための操作をOSDジョイスティックでできるようになっています。上下左右に倒すだけで様々な設定が変更できます。
個人的にはボタンで操作するタイプと比べると、押し間違いが起こりにくいと思うので、このようなスティックでの操作のほうがいいと思います。
Black eQualizerで暗いところも見やすくなる
Black eQualizerというBenQ独自の技術が搭載されていて、この機能を使うことで、映像内の暗いところを自動的に明るく表示してくれます。
High,Middle,Low,オフの4段階で設定が可能で、Highにした方が暗いところがより見やすくなります。
ゲーム内で洞窟の中などの暗い場所だと見づらくなることがありますが、そういった状況をこの機能が防いでくれるので、とても便利です。
ただし、ホラーゲームでこのゲームを使うと怖さが軽減されてしまう可能性があるので、気を付けたほうがいいかも?
Color Vibranceで鮮やかな色で再現
さらに独自の技術を搭載していて、それがより正確で鮮やかな色で再現してくれるColor Vibranceという機能です。
20段階で調整もできるので、好みに合わせて変えることもできます。よりリアルな世界観で楽しむことができますし、敵の見やすくなるなどのメリットがあります。
XL2540Kの価格について
XL2540Kの価格についてですが、公式サイトでの価格は約5万円になっています。
正直少し高いとは思ってしまいますが、高さと角度の調整ができる、240Hzの高リフレッシュレート、BenQ独自の機能が搭載されているために、この価格になっているのだと思います。
魅力を感じた方は是非、購入してみてください!
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