この記事では、2024年1月26日に発売されるコントローラー「Stealth Ultra」についてまとめています。ボタンのリマッピングやスティックのデッドゾーンなどの変更がPC無しで、本体のみで行えるのが特徴的です。設定を変更する度に、PCにつなぐ必要が無いので、他のコントローラーよりも手間を省くことができます。珍しい高性能なコントローラーが欲しい方におすすめです!
「Stealth Ultra」の製品概要
大きさ | 120×160×64.2mm |
重さ | 246g |
接続方法 | ワイヤレス(2.4GHz、Bluetooth) |
バッテリー | 30時間(充電ドッグ付き) |
スティック | ホールエフェクト |
背面ボタン | 4つ |
トリガーストップ | あり(ロングかショート) |
設定項目 | ボタンマッピング・デッドゾーン・振動の強さ・オーディオ調整・RGBライティングなど |
付属品 | ハードケース・USBケーブル(3m)・交換用スティック ・2.4GHzワイヤレス用ドングル・充電ドック |
重さはXboxの純正コントローラーとあまり変わらない
「Stealth Ultra」本体の重さは246gで、Xboxの純正コントローラーとあまり変わらないようです。純正コントローラーと同じであれば、それほど重くは感じずに、長時間でも使いやすいと思います。さらに軽量化をしたい場合は、自分で振動用のモーターを外すなど、自分で改造する必要があります。
接続方法は無線(2.4GHz・Bluetooth)
「Stealth Ultra」はワイヤレスコントローラーになっていて、2.4GHzワイヤレスとBluetoothのどちらにも対応しています。遅延が少ない方がよければ2.4GHzワイヤレスで接続して、バッテリーを長持ちさせたければBluetoothで接続することをおすすめします。2.4GHzは付属のドングルをPCまたはXboxに挿しておく必要があります。有線での接続も可能です。
バッテリーはそれほど長持ちではない
バッテリーは約30時間持続するとのことですが、おそらく2.4GHzワイヤレスで接続している際は、これよりも短い時間しか使えないと思います。Bluetoothなら遅延は大きくなりますが、バッテリー消費は抑えることができ、30時間程度使えると思います。
付属品で充電がしやすくなる充電ドックも付いてきます。急速充電にも対応していて、約2時間でフル充電になります。そのため、フル充電にしなくても少し充電すれば、ある程度の時間は使えると思います。充電ドックはケーブルを挿したまま机の上に置いておけば、使い終わったコントローラーを置くだけで充電ができます。
スティックはドリフト現象が起こりにくいホールエフェクト
スティックは接点が無いホールエフェクトのスティックなので、接点があるスティックよりも消耗が少なく、ドリフト現象が起こりにくいスティックになっています。そのため、通常のコントローラーよりも長期間使い続けることができます。ちなみにドリフト現象とは、スティックを触っていなくても入力判定が発生してしまう現象のことです。
背面ボタンは4つ搭載で自由にマッピングが可能
背面ボタンは左右に2つずつ、計4つ搭載されています。おそらくですが、4つとも中指で押すことを想定して設計されていると思います。ボタンの割り当て(マッピング)は自由に行うことができます。背面ボタンは基本的には2つあれば十分だとは思いますが、4つあるので、2つでは足りないという方にもおすすめできます。
トリガーストップはロングかショートで変更可能
左右のトリガーボタンには、トリガーストップ機能が搭載されていて、ロングかショートで切り替えることができます。トリガーボタンの横にスライド式のスイッチがあるので、それでロングかショートを選択します。ゲームに合わせて、スイッチだけで瞬時に切り替えられるので便利です。
内蔵されているディスプレイで各種設定を確認・変更できる
本体の上部に内蔵されているディスプレイでマッピングやデッドゾーンなどの各種設定を確認・変更することができます。このようなコントローラーは、PCが無いとカスタムが出来なかったり、本体のみでマッピングが出来ても目視で現状を確認出来なかったりするものがほとんどで、その問題を解決できるディスプレイが付いているコントローラーはかなり珍しいと思います。毎回、PCにつないでソフトウェアを起動して、設定を変更するのが面倒に感じるという方におすすめです。
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