皆さんはモニターが有名なBenQというメーカーを知っていますか?この記事ではBenQのモニターの中から、EX2710Uというゲーミングモニターをご紹介します。
大きさは27インチでリフレッシュレートは最大で144Hzになります。価格が高くなっているのが残念なポイントではありますが、スピーカーや高さ調節機能も搭載されている高性能で多機能なゲーミングモニターです。
画面サイズは27インチ
画面サイズは27インチとなっていて、ほんの少しだけ大きめといった感じでしょうか。
画面が大きいと、ゲームをするときの迫力が増したり、複数のウィンドウやソフトを開いて作業がしやすくなるといったメリットがあります。
対して、見なければいけない範囲が広くなるので、スピードが重要なゲームでは若干不利になると言われています。デスクのスペースを取ってしまうというのもデメリットになる場合があると思います。
4K解像度(3840×2160)に対応
解像度は4K解像度(3840×2160)に対応しており、高解像度でゲームをプレイしたり動画見たりできます。一般的な解像度であるフルHDと比べて、大幅に解像度が向上しているので、映像がかなり綺麗に見えます。
グラフィックがいいゲームをするときに、そのグラフィックを最大限楽しみたい方に4K解像度はおすすめです。
ただし、モニターだけでなく、接続するPCなどのデバイスも4K出力に対応している必要があるので、その点は注意してください。
最大リフレッシュレートは144Hz
リフレッシュレートは最大で144Hzとなっています。240Hzや360Hzといった高リフレッシュレートは出ませんが、120Hz程度のリフレッシュレートには対応できます。
解像度は4Kを出せるので、リフレッシュレートよりも解像度を優先したい方におすすめなモニターになります。
2.1chスピーカーを搭載
モニターの中にはスピーカーが搭載されているものと、搭載されていないものがありますが、EX2710Uには2.1chスピーカーが搭載されています。
FPSなどのゲームをするときはイヤホンかヘッドセットを使う方が多いですが、音の方向がそれほど重要でないゲームをするときは、このスピーカーを使ってみるのもいいのではないでしょうか。
スピーカーがあればイヤホンやヘッドセットをつける必要が無いので、耳や頭への負担を減らせるなどのメリットがあります。
反対に、音が大きすぎると近所迷惑になる可能性もあるので、音量には注意が必要です。
音の特徴を変えられる5つのサウンドモードを搭載
このスピーカーには5つのサウンドモードが搭載されていて、場面に合わせて音の特徴を変えることができます。
具体的には、シネマ・ポップ/ライブ・FPS・スポーツモード・レーシングの5つのモードがあります。
映画を見たりするときはシネマ、FPSゲームをプレイするときはFPS、といったようにモードを切り替えすると音を最適化してくれる便利な機能です。
ノイズキャンセリング機能を有したマイクを搭載
スピーカーだけでなく、マイクも搭載されていて、さらにはノイズキャンセリング機能も持っています。
マイクを搭載しているモニターは珍しく、ヘッドセットなどを使わなくてもボイスチャットが使えるようになるので、すごく画期的だと思います。
指向性は全指向とプライベートモードの2つから選ぶことができます。全指向にすると周囲の環境音などを拾いやすくなってしまうので、基本的にはプライベートモードで使うのがいいと思います。
HDMI、DisplayPort、イヤホンジャックを搭載
背面に搭載されているポートは、HDMI×2,DisplayPort×1,イヤホンジャック×1になります。
ポートの数は多くはないですが、最大で3つのデバイスはつないだままにすることができます。HDMIポートが足りないときはHDMI切替器を使ってみるのもいいと思います。
イヤホンジャックに関しては基本的にはいらないかもしれませんが、PCのイヤホンジャックが遠い時などに使うといった、使い方をするのがいいかもしれません。
USBハブとしても使える
EX2710UとPCをUSBで繋ぐと、EX2710UをUSBハブとして使えるようになります。
高速通信ができるUSB3.0のポートが4つもあるので、PCのUSBポートが少なかったり、すでに埋まってしまっているときに便利です。
なお、使用できる電流が0.9Aのポートが3つ、1.5A使えるポートが1つになっているので、つなぐものの使用電流には注意してください。
高さ調整機能で最大100mm高くできる
高さ調整機能も用意されていて、最大で100mm高くすることができます。
自分の机や椅子の高さにあっていない場合は、この機能を使って高さを調整するといいでしょう。他k差を高くすれば、モニターの周りに小物を置きやすくなると思います。
上下左右の角度調節もできる
高さだけでなく、角度調節もできます。上下の角度(ティルト)は-5°~15°の範囲で、左右の角度(スイーベル)は左右に15°ずつ回転できます。
高さ調節をしてもモニターが見づらい時、日光や照明が反射して見づらいというときに、便利な機能です。
モニターアーム(別売り)を取り付けることも可能
背面にはVESA規格に対応したマウントがついているので、モニターアームを取り付けることができます。
机の上のスペースを使いたくなかったり、モニターの位置をもっと自由に決めたい方にもおすすめです。
付属のリモコンで操作がしやすい
明るさの調整などがしやすいリモコンが付属品でついてきます。
- 電源のオン/オフ
- メニュー、クイックメニューの操作
- 明るさの調整
- 音量調整・ミュートの操作
このような操作が可能です。大体のモニターは、本体に操作するためのボタンやスティックがついているので、リモコンがついてくるモニターは珍しいです。
公式価格は約13万円
公式価格は約13万円となっています。正直、他のモニターと比べるとかなり高価格なモニターです。
解像度やリフレッシュレートなどの性能や高さ・角度の調整機能など、特徴をしっかりと確認して、予算に余裕があれば購入するようにしましょう。
ネット上のレビュー
Amazonでは、それなりの数の評価がつけられていて、13万円という価格ですが、意外と購入している人が多いことが分かります。全体的に評価は良いようなので、予算に余裕がある人は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
以下のようなレビューを確認できたので、参考にしてください。
- スタンドの足が横に広がっているからスペースを取ってしまう
- モニターアームをつけるのは大変だった
- 画質・サウンドは問題なし
- リモコンが地味に便利
- 届いたときに箱に傷・凹みがあった
- 入力切り替えをしたときの応答が遅い
- 音が出ない、リモコンが反応しないなどの不具合が起こっている人もいる(再起動などで改善)
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