この記事では、2023年5月26日に発売されたワイヤレスゲーミングマウスのBasilisk V3 X Hyperspeedについてまとめています。
ボタンが多い、単3乾電池で長時間動く、低遅延のワイヤレス接続などの特徴について、詳しく解説していきます。
Razerとは
Razerは、ゲーミングデバイスや周辺機器を手掛ける有名なメーカーです。特に、高性能な製品が多く、ゲーマーにはおなじみのブランドですね。
リュックやTシャツなんかも販売している珍しい特徴もあります。
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Basilisk V3 X Hyperspeedの特徴
はじめに、Basilisk V3 X Hyperspeedの特徴を箇条書きでリスト化すると、
- 充電式ではなく、単3乾電池で動く
- 接続方法は2.4GHzワイヤレスとBluetooth
- 1つのドングルで、マウスとキーボードを接続できる
- ボタンは全部で9個
- 重さは110gで少し重めな印象
- ホイールがRGBライトに対応
このような感じになります。
単3乾電池1本で長時間使える
Basilisk V3 X Hyperspeedは、ワイヤレスゲーミングマウスでよくある充電式ではなく、単3乾電池1本で動きます。
ポイントになるのは、その持続時間ですが、2.4GHz接続なら285時間、Bluetooth接続なら535時間の使うことができます。
充電式の場合はバッテリーが切れそうになっていることに気づかずに、急に動かなくなったと思ったらバッテリーが切れていたということが起こりやすいです。
Basilisk V3 X Hyperspeedならバッテリー切れになる頻度は低いので、バッテリーが気づいたら切れていたという事態は起こりにくいです。
電池切れになったら交換すればいいだけなので、どんなときでもケーブルをつなぐ必要がありません。
スリープモードで電池消費を抑える
Basilisk V3 X Hyperspeedにはスリープモードも搭載されていて、一定時間動かさないとスリープモードに切り替わり、電池消費を少なくしてくれます。
そのスリープモードに入るまでのアイドル状態の時間をRazer Synapseで設定することができます。1分~15分の間で自由に設定できるので、できる限り電池を無駄にしたくない人は1分に設定しましょう。
接続方法は2.4GHzワイヤレスとBluetooth
Basilisk V3 X Hyperspeedは完全ワイヤレスのゲーミングマウスとなっていて、有線での接続はできません。
RazerのHyperspeed Wirelessという2.4GHzワイヤレスシステムによって低遅延で、ゲームをプレイすることができます。
Bluetoothの場合は、若干の遅延を感じるかもしれませんが、より長時間使うことができるので、遅延がそれほど関係ない動画編集などで使うのがいいかもしれません。
1つのドングルでマウスとキーボードの両方を接続できる
RazerのHyperspeedに対応しているマウスとキーボードは1つのドングルに、一緒に接続することができます。
Razerのワイヤレスキーボードを持っている人限定のメリットですが、ドングルが一つで済む分USBポートを空けておくことができます。
このドングルはマウス本体の中に収納できるようになっているので、持ち運ぶときにドングルを失くしてしまうリスクを大幅に小さくできます。
ボタンは全部で9個
ボタンは全部で9個あり、それぞれブログラムが可能です。9個はゲーミングマウスの中では、平均的な個数だと思います。
左右のボタンが1つずつ、ホイールクリック、上スクロール、下スクロール、DPIサイクルボタン、サイドについている3つのボタンで計9個のボタンとなっています。
このマウスは左右非対称型で、サイドボタンは左側にしかついていないので、左手で使いたい人には向いていません。
裏面には5G高性能センサーとスライダースイッチが搭載されています。スライダースイッチはBluetooth接続と2.4GHzワイヤレス接続を切り替えることができます。
DPIサイクルはデフォルトでは400,800,1600,3200,6400となっています。この設定はRazer Synapseというソフトでカスタマイズでき、最大DPIは18,000です。ボタン一つでゲームや作業に合わせてDPIを変更できるメリットがあります。
重さは110gで少し重め
Basilisk V3 X Hyperspeedの重さは110gで、他のゲーミングマウスと比べると少しだけ重いように思います。
50g台の超軽量マウスなどが欲しい人には、向いていないかもしれません。また、FPSなどのマウスの動かし方が激しいゲームをプレイする人は、もう少し軽いものを探してみるのもいいかもしれません。
ホイールがRGBライトに対応
RGBライトが搭載されているゲーミングマウスでは、ホイール部分とメーカーのロゴ部分が光るものが多いですが、Basilisk V3 X Hyperspeedはホイール部分しかRGBライトが搭載されていません。
一見、かっこよさが落ちるようにも思いますが、ロゴが光っていても使っている最中はロゴの部分は見えなくなってしまって、電池を無駄にしてしまう側面もあります。
ロゴが光らないことで、電池消費が少なくなり、より長時間使えるようになるメリットがあると思いまう。
RGBライティングをオフにしたいのであれば、Razer Synapseというソフトを使うことでオン/オフの切り替えができるので、インストールしましょう。明るさや色の調整もできるようになっています。
Razer公式サイトでの価格は11,880円
Razer公式サイトで価格を見ると11,880円となっています。
かなりコスパがいいと言われるゲーミングマウスと比べると高めではありますが、約1万円で買えるので、高すぎず安すぎずといった感じの価格だと思います。
購入したい場合は、Razer公式サイトやAmazon、楽天市場などをチェックしてみてください。
まとめ:充電式が嫌いな人におすすめ
Basilisk V3 X Hyperspeedの特徴をまとめてきましたが、このマウスは充電式が嫌いな人におすすめです。
電池を交換する手間はありますが、それほど頻度は高くありませんし、単3乾電池1本でいいのでそれほどコストもかかりません。
少し重いというデメリットはありますが、充電式が嫌いな人は一度使ってみてもいいのではないでしょか。
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