2023年6月にASUSからPC(Windows)とXboxに接続できるROG Raikiriというコントローラーが発売されました。
有線接続タイプのコントローラーで独特な形の背面ボタンが搭載されていてたり、トリガーの動く距離をカスタマイズしたりもできるようになっています!その特徴をより詳しくまとめているので、気になる人は是非ご覧ください。
有線でPCとXboxに接続可能
接続できるデバイスはWindowsのPCとXboxです。具体的にはWindows10,Windows11とXbox Series X|S,Xbox Oneが接続できるデバイスです。
接続方法は有線のみとなっていて、無線での接続はできないのは残念なポイントです。使うケーブルはUSB-Cケーブルで付属品で1本入っています。
USB-Aポートの空きがないと使えなくなってしまうというちょっとしたデメリットもあるので注意してください。
重さは300gでやや重め
製品仕様ではケーブルを含めて重さは300gとなっています。他のコントローラーと比べると重いような印象を受ける重さですが、数十グラムの重さは気にならない人であれば問題ないと思います。
また、大きさについてですが103(W)×64(H)×155(L)mmとなっています。この数値だけではわからないと思いますので、自分が持っているコントローラーの大きさと比較したりして、自分の手に合うかどうかをなんとなく調べておくといいと思います。
独特な形の背面ボタンも搭載
背面ボタン付きのコントローラーは様々なメーカーが販売していますが、それらと比べてもかなり独特な形の背面ボタンが搭載されています。
台形のような形をしていて、中指で押すことを想定しているであろう位置に配置されています。
ジャンプボタンなどを割り当てて通常の背面ボタンのように使うこともできますし、スティックの感度切り替えを割り当てることもできるようになっています。
割り当ての変更には専用ソフトArmoury Crateが必要
背面ボタンなどのボタンの割り当て(マッピング)は専用ソフトであるArmoury Crateを使って行います。
背面ボタンの割り当てにもこのソフトが必要ということになるので、コントローラー単体での背面ボタンの割り当てはできません。
ソフトをインストールするPCも必要になるので、Xbox対応ではあるもののXboxしか持っていない人には扱いづらいかもしれません。
トリガーボタンの押し込み距離を調整できる
トリガーの押し込み距離が長い状態か短い状態かのどちらかを選ぶことができます。これはROG Raikiri本体のみで簡単に設定できます。
やり方としてはROG Raikiriの背面にあるステップトリガースイッチをスライドするだけです。内側にスライドすれば押し込みが長くなり、外側にスライドすれば押し込みが短いショートトリガーになります。
左右のトリガーそれぞれにスイッチがついているので、左右別々に設定が可能です。スピードが大事なゲームではショートトリガーにして、それ以外のゲームでは押し込みが長いフルトリガーにして使い分けるというのもいいのではないでしょうか。
デッドゾーンの調整もできる
ボタンのマッピングと同じように専用ソフトウェアであるArmoury Crateでトリガーの設定もできます。具体的にはトリガーのデッドゾーンを調整することができます。
ボタンは軽く押しただけでは反応せず、ある程度押し込んだところで反応するようになっています。このボタンを押しても反応しない深さのことをデッドゾーンと言います。
そのデッドゾーンを浅くしたり深くしたりすることができます。FPSなどではデッドゾーンが浅いほうが有利とされていて、そのようなほんのわずかな時間が重要なゲームをプレイする人には是非、試してほしい機能です。
3.5mmイヤホンジャックも搭載でボイスチャットがしやすい
有線のイヤホンやヘッドセットを使ってゲームをする人が多いと思いますが、ROG Raikiriには3.5mmのイヤホンジャックが搭載されているのでイヤホンなどの接続がしやすくなります。
PC本体に接続したりする必要が無いので、ケーブルの長さが短くても安心して使うことができます。マイクも使うことができ、ミュートボタンもあるので咄嗟にミュートしたいときやトイレに行くときなどでも簡単にミュートできます。
これだけ多機能・高性能でも価格は約14,000円
価格は約14,000円となっていて、他のコントローラーと比べると安いほうだと思います。
XboxやPSの純正コントローラーと比べると高いですが、背面ボタンがついていることや様々なカスタマイズができることを踏まえると、十分安いと思います。
多機能・高性能で安めのコントローラーを探している人におすすめします!
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