この記事では、PowerAのスペクトラインフィニティという有線コントローラーの特徴をまとめています。価格は1万円以下なのに、背面ボタンがついていて、FPSなどのゲームにも適しているコントローラーです。ただし、接続方法は、長さが3mのUSBケーブルを使った有線接続のみとなっているので、無線接続ができるコントローラーが欲しい人には向いていません。XboxやPCで使えるコントローラーをお探しの方は是非、最後までご覧ください。
PowerAとは
PowerAとは、ゲーミング製品のメーカーで、Xboxのコントローラーなどの周辺機器を取り扱っています。特に有名なのが、「Enhanced Wired Controller for Xbox One」や 「Spectra Enhanced Wired Controller for Xbox Series X|S」 といった、コントローラです。
スペクトラインフィニティの特徴
スペクトラインフィニティは、Xbox、PCゲーマーにおすすめのコントローラーです。この製品は、PowerA社が開発した有線コントローラーで、Xbox OneやXbox Series S, Xと対応しています。このコントローラは、機能面が充実しており、背面ボタンも搭載されています。また、オーディオトリガーやボタンのLEDライティングが特徴的です。国内外のゲーム関連記事やレビューでは、コストと性能のバランスの良さから高評価を得ています。
有線でXboxとWindowsに使える
スペクトラインフィニティは、XboxとWindowsで使用可能な有線コントローラーです。最近では、PCゲーマーでもXboxシリーズのコントローラーを利用する人が増えています。有線での接続なので、電池交換や充電は必要ないです。ゲームプレイ中にバッテリーが無くなって、支障が出ることもありません。
接続用のUSBケーブルは3mと長い！
接続用のUSBケーブルの長さは3mあり、Xbox、PCから少し遠くても使うことができます。反対に距離が近すぎると、ケーブルが邪魔に感じることがあるかもしれません。
安いのに2つの背面ボタン付き！
スペクトラインフィニティは、Xbox純正のコントローラーとそれほど価格が変わらないのに、2つの背面ボタンがついています。ついている場所は、左右のグリップの裏で、握った時に中指が来るあたりについています。
背面ボタンがあれば、FPSなどの瞬間的に、複雑な操作が必要になるゲームで、不自然な握り方をする必要がなくなり、操作がしやすくなります。背面ボタンにジャンプを割り当てると、ジャンプしながら視点移動をできるようになるのでおすすめです。本体のみで、背面ボタンの割り当てのリマッピングも可能で、ソフトウェアを開いたりする手間はありません。
背面にあるプログラムボタンを長押しして、割り当てモードになった後、各種ボタン、スティック、十字キーの中から割り当てたいボタンを押し、そのあと割り当て先の背面ボタンを押すと好きなボタンを背面ボタンに割り当てることができます。
3段階のトリガーロックで入力を早く！
トリガーロックという機能もあり、L2R2トリガーの押し込みを浅くしたり、深くしたり3段階で変更できます。背面にスライド式のトリガーロックスイッチがあり、そのスイッチを動かすことで3段階の調整ができます。このスイッチは左右それぞれについているので、別々に設定することができます。
FPSなどの速さが大事なゲームでは押し込みを浅くすることで、ほんの少しではありますが、有利になります。連打がしやすくなるというメリットもあります。
反対に押し込みが深ければレースゲームなどの押し込み具合の調整が必要なゲームに適しています。ストロークが長いので連打はしづらくなります。
3.5mmジャック搭載でボイスチャットもしやすい
オーディオ機能もきちんと搭載されていて、3.5mmジャックがあります。これによりヘッドセットやイヤホンを簡単に接続でき、ボイスチャットをするのにも便利です。これにより、ヘッドセットやイヤホンのコードの長さが足りないというトラブルが回避できます。
音量調整やマイクミュート機能も搭載
音量調整用のダイヤルもついていて、左に動かせば音量を小さくでき、右に動かせば音量を大きくできます。簡単なのでゲームをしながらでも一瞬で調整できます。
さらにそのダイヤルには、マイクミュート機能も搭載されています。ダイヤルを回すのではなく、押すことでマイクミュートができます。ミュート中はライトが赤く光るのでミュートしているかどうかも分かりやすいです。
緊張感を高める2重振動機能！
スペクトラインフィニティには、独自の2重振動機能が搭載されていて、ゲームプレイ中の緊張感を高めることができます。大きな振動だけでなく、小さな振動でも表現してくれます。しかし、振動機能がいらない方からすると、本体が重くなるだけの機能なので、デメリットとも言えます。
スティックとボタンの周りのLEDがかっこいい！
スティックとボタンの周りにLEDライトがあり、自分が好きな色1色だけで光らせるソリッドモードと、少しずつ色が変化するブリージングモードのどちらかを選択して、光らせることができます。また、明るさを10段階で変えられるので、光らせたいけど、眩しいのは嫌な場合でも明るさを下げれば、眩しさを軽減できます。
本体背面の中央辺りにあるLEDボタンを押すことで、ON/OFFの切り替えができます。LEDボタンを2秒間長押しするとLEDプログラムモードになり、色や明るさなどの調整ができるようになっています。例えば、プログラムモード中に十字キーの上下のボタンを押すと明るさを調整できるといった感じになっています。設定が終わったらもう一度LEDボタンを長押しすれば、プログラムモードが解除されます。
価格はいくらぐらい？
PowerAのコントローラーは、Amazon、楽天市場でも販売されており、簡単に購入することができます。その販売価格は、約7,000円～9,000円程度で販売されています。私が確認した中では、Amazonの販売価格が一番安くなっていました。有線ではあるものの背面ボタン付きで、この価格は安いと思います。
ネット上のレビュー
Amazonでは、17,000件以上の評価がついているので、かなりの数購入されていることが分かります。比較的価格が安いので、購入しやすいというのも評価が多い理由の一つだと思います。
ネット上では下記のようなレビューがあったので、参考にしてください。
- スティックやボタン、トリガーの耐久性が低い
- スティックのデッドゾーンは問題なし
- 背面ボタンは中指で押しやすい
- 電源供給が無くなると、背面ボタンの設定が初期化される
- 他のコントローラーと比べて安いのがいい
まとめ
スペクトラインフィニティには、比較的安い価格で、背面ボタンがついているという大きなメリットがあります。本体のみで、各種設定ができるようになっているのもいいところだと思います。デメリットとしては、有線なので、ケーブルが邪魔に感じてしまう方には向かないところや振動機能が搭載されていることで、少し重くなっているところでしょうか。
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